備前市にある、閑谷学校へ行きました。
閑谷学校は、1670年に岡山藩主によって創建された、日本最古の庶民のための学校です。講堂は国宝に指定されています。
当センターから割と近くて、車で15分くらいの場所にあります。ここで日本人的な価値観や美意識を教えたり、セットで近隣の神社や、郵便局・銀行・駅などにも足を延ばして、多角的な学びができるフィールドワークとして、よく活用しています。
出発前に30分ほどの座学で、ある程度勉強してから行きました。日本の元号や時代の名前、江戸時代の日本がどんな様子だったのか、などを視聴覚教材を用いて学習しました。 また、儒教の考え方や価値観を紹介しました。儒教は江戸時代以降も引き続き近代教育の基礎となり、現在の日本人的な価値観にも大きく影響していることを説明しました。
実習生たちは日本の建築様式にも関心を持ち、釘を使っていないことに気づいたり、その美しさにとても感動していました。
閑谷学校を出た後には、郵便局や駅に連れていき、ATMの使い方や、駅での切符の買い方・時刻表や行き先の見方なども現地で説明しました。