6月27日、私たちの外国人研修センターにて、地域の方々のご協力のもと「ろくろ踊り」の指導が行われました。
「ろくろ踊り」とは
「ろくろ踊り」は、備前焼の制作風景を表現した伝統的な踊りです。この踊りは、備前焼の仕事唄として知られる「ろくろ唄」と三味線の音色に合わせて行われます。ろくろを回しながら陶器を成形する様子を振付けに取り入れ、職人たちの動きを芸術的に表現するこの踊りは、備前焼の歴史と文化を感じさせるものです。
今回の体験には、ベトナム人女性4名とインドネシア人男性2名が参加しました。彼らは、日本の伝統文化に触れる貴重な機会を楽しみにしていました。指導者の方々は、踊りの基本的な動きから始め、丁寧に一つ一つのステップを教えてくださいました。
踊りの指導を受けた後、指導者の方々から「筋が良い」との評価をいただきました。実習生たちは、その褒め言葉に大いに喜び、自信を深めました。初めての経験にも関わらず、熱心に取り組む姿勢が評価されたことは、実習生にとって大きな励みとなりました。
踊りを通じて、日本の伝統文化を体験することができた実習生たちは、とても楽しいひとときを過ごしました。実習生たちは、ろくろ踊りを通じて日本文化の奥深さを感じ取ることができ、また新たな視点から日本を理解するきっかけとなりました。
このような地域の方々との交流を通じて、日本の伝統文化を実際に体験することは、実習生にとって非常に貴重な経験です。今後もこのような機会を提供し、実習生が日本での生活や仕事において文化的な理解を深めるサポートを続けてまいります。